子どもが就職や結婚と独立すると、夫婦2人でのマイホームであれば、広すぎるため掃除などの負担も出てきます。シニア夫婦2人に最適な間取りの賃貸住宅を東京で探そうと考えることもあるでしょう。実際に物件を探してみると、コンパクトな間取りの物件も数多くあるので、お気に入りの部屋が見つかったら住み替えたいと思うかも知れません。しかし、60歳を超えると年金生活になり、収入はいままでとは違ってぐんと下がります。

その理由から、シニアの方は賃貸住宅の審査を申し込みしても、東京の物件を借りにくくなるといわれています。さらに、健康面に関しても借りにくい理由のひとつになります。シニア世代になると、老いのリスクが高くなって病気などがあるからです。また、保証人の問題もあります。

東京の物件を契約する際には、一般的に連帯保証人を求めらることが多いですが、しかし、シニアの方は身内や親戚などがいないというケースもあり、賃貸を借りるときに連帯保証人を立てられないことも珍しくありません。そういった場合は、家賃を滞納したときに、債権回収ができなくなることもあるため、契約を断る不動産屋は多いです。お子さんや親戚がいるなら、家族にサポートしてもらうと、部屋は借りやすくなります。家族や親戚に頼んで物件の連帯保証人になってもらうと、審査が通る確率があがります。

家族の協力によって気に入った物件を借りることもできるので、あきらめずに相談してみるとよいです。